あつはらこども園のあゆみ
昭和23年12月、佛教立鷹岡保育園が鷹岡地区唯一の保育園として認可されました。昭和28年には、国道139号線(大月線)が完成し、自動車交通量が激しくなり、鷹岡保育園へ通園する道路北側の園児たちには困難が生じました。
昭和39年鷹岡保育園は、運営を佛教立から鷹岡町に移管し、鷹岡町立鷹岡保育園となりました。同年4月1日、道路北側地区の保護者らの要望等により現在地に鷹岡町立厚原保育園が木造平屋建で設立されました。
昭和41年11月には、鷹岡町、富士市、吉原市が合併し富士市が発足。富士市立厚原保育園と改称されました。昭和60年、富士市第二次総合計画、老朽化施設改修事業の改築対象園として、全面改築が行われ、昭和61年3月現在の鉄筋2階建の厚原保育園園舎が誕生しました。改築にあたっては、子ども達にこの絵を見て空想力と冒険心を養ってほしいと制作者の願いのもと、園舎玄関上部の壁に厚原保育園の園児が、四季折々の自然の中で楽しく、元気に遊ぶ姿が描かれています。 平成30年少子化、女性の社会進出に伴う保育ニーズの高まり等の社会情勢の変化等「富士市公立教育・保育施設再配置計画」により、厚原保育園も再配置計画の対象となり、鷹岡地区で昭和44年より幼児教育に携わっている、「学校法人渡辺学園」に運営移管されることとなりました。
令和7年4月1日より、「学校法人渡辺学園あつはらこども園(幼保連携型認定こども園)」として新たにスタートします。

『認定こども園』とは?
○認定こども園は、保護者が就労等から要件が変わったとしても、2号から1号に転籍することで継続して園に通うことができます。
詳細
概要
こども園について
こども園は児童福祉施設(保育園)と幼児教育施設(幼稚園)の機能を備えた施設です。
保護者の就労条件が変わったとしても、1号・2号の申請を変更することで同じ園に継続して通うことができます。
保育園の場合
●保護者が仕事を辞めた⇒退園の可能性あり
こども園の場合
●保護者が仕事を辞めた⇒転籍して継続2号→1号
教育・保育給付認定と転籍について
認定区分は保育部と幼稚部に分かれます
保育部 | 保育部 | 幼稚部 | 幼稚部 | |
認定区分 | 2号認定 | 3号認定 | 1号認定 | 新2号 |
年齢 | 年少~就学前まで | 生後5か月~2歳児まで | 年少~就学前まで | 年少~就学前まで |
時間認定 | 【短時間認定】【標準時間認定】保育の必要量に応じて市が決定します | 【短時間認定】【標準時間認定】保育の必要量に応じて市が決定します | – | – |
入園条件 | 保護者の就労又は疾病など、家庭において保育を必要とする子供 | 保護者の就労又は疾病など、家庭において保育を必要とする子供 | 2号からの転籍 | 1号からの転籍保護者の就労又は疾病など、家庭において保育を必要とする子供 |
※申請と富士市の承認により2号と1号の転籍ができます。
登園や降園の時の心くばり
快い一日を過ごすには、朝起きてから登園するまでの気分の良し悪しが決め手となります。
次のことを守り、気持ちのよいスタートができるようにしましょう。
○ 着替え、歯磨き、洗顔、整髪をすませましょう。
○ 朝食は、子どもにとって一日のエネルギーの源となります。できるだけ時間をとり、よくかんで食べられるようにしましょう。
○ 排便は習慣です。小さい時から心がけ身につくようにしましょう。
○ ゆとりをもって、ゆったりと登園する気持ちが大切です。出かける前に忘れ物はないか、余分なものを持っていないかもよく確認してください。
○ 子どもはお家の方のお迎えを心待ちにしています。せかしたりしないで、温かいことばをかけてあげながら楽しい気分で帰宅しましょう。
あいさつや正しいことばを
健康な生活
衛生・清潔
○ 園や遊びから帰ったら、すすんで「うがい」「手洗い」をする習慣をつけましょう。
○ 朝晩は、必ず歯を磨くようにしましょう。一日の終わりに家族で磨く等、親子のふれあいも大切に しながら習慣化させましょう。
○ つめをのばしておくことは、衛生面や安全面からもよくありません。 伸びすぎないうちに切ってあげてください。 また、つめを切りながら、ホッとする親子の時間(関係)をもってあげましょう。
○毎日使うハンカチ、手拭きタオル、口拭きタオル、エプロン、巾着袋など経年劣化による汚れが目立ってきたら子どもたちが気持ちよく使えるようにきれいな物と交換しましょう。
また、家庭では、家族との温かいふれあいや、近隣社会とのつながりの中で、生活の基礎が育ちます。
家庭とこども園とが、それぞれの役割を十分認め合い、お互いの理解と信頼の上で、保育をすすめていきましょう。 わからないこと、困ったことがありましたら園長をはじめ職員に遠慮なくおたずねください。